図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声記事も掲載しています!)
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「西野亮廣エンタメ研究所」2019年10月29日の記事
おはようございます。
ハロウィン翌朝の渋谷のゴミ拾いをする為に帰国するキングコング西野です。完全にイイやつです。
さて。
今日も相変わらずエンターテイメントの話です。
このサロンの中でも以前から何度も言っておりますが、「お客さんの時間をどこまで設計するか?」「エンターテイナーは、どこまでをエンターテイメントと呼ぶか?」は、とても重要な議題だと思っております。
たとえば、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、実際の放送尺が22~23分だったのですが、当時、少年達は番組放送後にマクドナルドに集まっては、「あのシーンには、こういう意味が含まれている」「あのキャラクターの正体は…」と1時間
近く議論しました。
作品の中に「議論シロ」を作ることで、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、毎週、1時間半ほどのエンターテイメントを提供していたわけですね。
さて。
今回の『にしのあきひろ光る絵本展inエッフェル塔』では、『えんとつ町のプペルVR』が大変な人気を博しました。
順番待ちの列が途絶えることがない人気コンテンツで、お客さん満足度も間違いなく高かったのですが、少し気になったことがありました。
それは、VRゴーグルを外した後のお客さんの動きです。
お客さんは「面白かったー」と口々に言っていましたが、しかしかながら、比較的早く次の話題に移っていました。
家族や恋人や友達と一緒にVRをプレイしているのに、感想を言い合う時間があまりありませんでした。
『新世紀エヴァンゲリオン』と比較すると、「議論シロ」が少なかったのだと思います。
原因は「VRで視線のハンドルは握れたものの、同じストーリーを見ていたから」に尽きるでしょう。
「主人公の『プペル』と『ルビッチ』をどの角度から見るか?」という選択権はお客さんに委ねられていますが、『プペル』と『ルビッチ』のストーリーを見ることは義務付けられているんですね。
つまり、『プペル』と『ルビッチ』をイジメたイジメっ子のその後の行動(ストーリー)を追うことはできないのです。
ただ、この問題を突破できるのが『VR』の在るべき姿だと僕は思っていて、ニューヨークの廃墟ビルで上演されている『スリープ・ノー・モア』という舞台がまさにそれ。
お客さんは、「自分が見たいストーリー」を自分の意思で選ぶことができます。
「マクベスさん」のストーリーを追いたければ、マクベスさんの後をついてまわり、「バンクォーさん」のストーリーを追いたいたければ、バンクォーさんの後をついてまわる。
誰についていくか?(誰のストーリーを追いかけるか?)で、内容が大きく変わりますので、終演後、「そっちは、どうだった?」という会話が生まれます。
『スリープ・ノー・モア』も『エヴァンゲリオン』同様、「議論シロ」がデザインされ、上演時間外のエンターテイメントを提供できていたわけですね。
映画『えんとつ町のプペル』で明らかになりますが、『えんとつ町のプペル』の登場人物は、一人一人にストーリーがあり、正義があります。
そして、多くの人が共感するのは、イジメっ子の「アントニオ君」のストーリーだと思います。
映画『えんとつ町のプペル』では、その辺りを掘り下げるのですが、とはいえ、映画も「ストーリーを選ぶこと」はできません。
最初から最後まで、アントニオ君を追いかけることはできないのです。
『えんとつ町のプペルVR』の次回作は、この問題を解決してくれるものであると思います。
お客さんが、どのキャラクターについていくか(どのストーリーを見るか)を決めることができる作品です。
そうすれば、プレイ後に「キミは誰についていった?」「そっちはどうだった?」という会話が生まれます。
これからのVRは、VRで完結させちゃったらダメで、プレイ後のコミュニケーション(議論)までを設計した方が良さそうです。
『にしのあきひろ光る絵本展inエッフェル塔』の会場で、そんなことを思いました。
ちょっと実現に向けて、動いてみます。
てなわけで、これから帰国します。
11月1日の朝に、黒の上下をドレスコードに、渋谷で会いましょう。
誰でも参加可です。
現場からは以上でーす。
【追伸】
11月に富良野に行くことになったよー。
楽しみー!!
https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/841
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