図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声記事も掲載しています!)
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「西野亮廣エンタメ研究所」2019年11月24日の記事
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
田村Pが描いたゴミみたいなキリン(ほぼチクワ)のイラストをプリントした地獄Tシャツが似合ってしまうキングコング西野です。
(※地獄Tシャツの購入はコチラから→https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/947)
さて。
今日は「デザインよりも“サイズ感”の方が大切」という話をしたいと思います。
喩えとしては、お洋服が一番分かりやすいと思うのですが、どれだけ素晴らしいデザインであっても、サイズが合っていなければ、どうにもこうにもなりません。
逆に、たとえ「チクワ」がプリントされたゴミTシャツであろうと、サイズさえ合っていれば、なんとかゴマかせます。
「デザイン(内容)<サイズ(フィット感)」というわけですね。
これは、お洋服業界に限った話ではなく、あらゆるサービス業に共通して存在するテーマだと思います。
ただ、お洋服の場合は「サイズが大事だよねぇ」という認識が広まっているのですが、他のサービス業では(ビックリするぐらい)この「サイズ調整」が安く見積もられています。
特に、その仕事に長年入れ込んだ職人さんは、一にも、二にも「内容」で、サイズ調整を後回しにしてしまうケースが多いです。
そういえば、7~8年前。
「スマホでエンタメを受けとることが当たり前になってしまったら、『ひな壇』文化は、『面白い/面白くない』という議論ではなくて、『登場人物が多すぎてシンプルにスマホ画面のサイズに収まりきらない』という理由で、テクノロジーによって殺されてしまうから、集団芸の筋肉(瞬発力)を鍛えるのではなく、一人で画面を持たせられる個人芸の筋肉(持久力)を鍛えた方がいいと思いますよ」
と言ったところ、同業者の皆様およびファンの方々から、ウンコが漏れる(※実際に漏れた)ほど怒られました。
ただ、「ひな壇はテクノロジーによって殺される」というのは僕の意見ではなく、時代の意見です。
時代が【テレビ画面】ではなく【スマホ画面】を選んだ以上、プレイヤーは“内容ウンヌン”の前に、「サイズチェンジ」をしなければなりません。
もう一度言いますが、どれだけ素晴らしいデザインであっても、サイズが合っていなければ、どうにもこうにもなりません。
この時、その仕事に入れ込んだ職人が気をつけなければいけないことは、指摘されている部分が“「デザイン(お仕事内容)」ではなく「サイズ」である”ということを把握すること。
ここを把握しないと、「俺たちの芸を批判しやがって!ムキー!」となり、耳を塞いでしまうので。
これによって、日本のお笑い芸人はYouTubeの参入が5~6年遅れたと思います。
今となっては後の祭りですが、あの時、耳を塞いだ代償は結構デカイです。
【関連記事】
『芸人』と『ひな壇』と『テクノロジー』
https://www.jprime.jp/articles/amp/6967?display=b
……で!!
こういう話って、自分の仮説に重みを持たせる為に過去の事例を持ち出して「ほらね」とやりがちじゃないですか?
それって、引っ張ってくる過去の事例次第で、何とでも言える思うんですね。
『サイズ』が有利になるように過去の事例を集めれば、「デザイン(内容)<サイズ(フィット感)」と言うこともできるし、『デザイン』が有利になるように過去の事例を集めれば、「デザイン(内容)>サイズ(フィット感)」と言うこともできる。
なので、仮説に説得力を持たせる為には、答えが出る前に答えを言っておいて、数ヵ月後、数年後に答え合わせをした方がいいと思うんですね。
そこで、「まだ答えは出ていないけれど『デザイン(内容)<サイズ(フィット感)』を裏付けてくれる極上のモデルケース」を見つけてきました。
堀江貴文(ホリエモン)さんが始められたVoicyです。
堀江さんは時事ネタを切った動画をYouTube、その動画の音声をVoicyに、それぞれアップされているのですが、結論から申し上げると、今の形のままだと、YouTubeでは結果が出ると思いますが、Voicyでは結果が出ないと思います。
時事ネタぶった切り動画を屋外で撮られていたりするのですが、声の張り方(サイズ)がYouTubeには合っていて、Voicyには合っていないからです。
(※もちろん、堀江さんのことだから、そのことも込み込みでテストされているのだと思います)
今後の動きを、しばらく注意して見ていただきたいのですが、まったく同じ素材、しかも「ホリエモンの時事ネタぶった切り」という極上の素材なのにも関わらず、「サイズ」という理由で、届いたり、届かなかったりするでしょう。
数ヵ月後、この結果を受けて僕たちが学ばなくちゃいけないことは「サイズ調整を安く見積もっちゃダメだ」ということだと思います。
「『ホリエモンの時事ネタぶった切り』が届かない」なんて、よっぽどだよ!
それぐらい、サイズ調整ってのは大事なのっ!!!
面白いことに、Voicyのランキング上位の方々には(話の内容は勿論のこと)「声の質やトーンが心地よい」という共通点があり、Voicyという世界では「情報<聴き心地」となっています。
当然、舞台とテレビとYouTubeとVoicyでは、それぞれ声の張り方を変えなければなりません。
どんな職に就いていようとも、「この現場では自分の能力をどの形やボリュームで出すか?」と自問自答する癖は絶対に持っておいた方がいいと思ったので、今日は、こんな話をさせていただきました。
現場からは以上でーす。
https://voicy.jp/channel/941/62218
西野亮廣さんの記事を音声で聴こう!
上の西野亮廣さんの記事を音声コンテンツにしました。
これで、”ながら時間”に聴くこともできます!ぜひご利用ください。
このコンテンツを通じて「西野亮廣エンタメ研究所」に興味を持っていただければ幸いです!
↑ 再生ボタンを押すと音声が流れます。イヤホンのご準備をお願いします!
(機械音なので聞き取りづらいところもあります。漢字の読みまちがいやご意見あればコメントお願いします)
「西野亮廣エンタメ研究所」とは
「西野亮廣エンタメ研究所」は月額1000円のオンラインサロンで、西野亮廣さんが自身の活動の情報を毎日2000~3000文字の記事にして投稿しています。
※この記事は1年経過した西野亮廣さんの投稿記事をそのまま引用したものです。
いまや出来上がった作品ではなく、その過程のメイキングが「最高のエンタメ」です!
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他にも西野亮廣さんの情報をまとめていますので参考にしてみてください!
西野亮廣さん情報まとめ
西野亮廣さんの情報をまとめましたので参考にしてください!
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